介護タクシーとは

１．料金体系

介護タクシーの料金は、一般的なタクシーと異なります。移動距離や時間に加え、介護サービスの内容（助手のサポートや時間の延長など）によって追加料金が発生することがあります。
事前に料金表を確認し、予算に合ったプランを選びましょう。

２．車両設備

車両が車椅子対応や、ベッドやストレッチャーが搭載されているかどうかを確認します。車両内のスペースや安全設備（シートベルト、ストラップ等）もチェックしておくと良いでしょう。

３．サービス内容

介護タクシーには、単なる移動サービスにとどまらず、付き添いやサポートの内容が含まれる場合があります。利用者のニーズに合わせたサービスが提供されるか、具体的に確認することが重要です。

４．対応エリア

介護タクシーの運行エリアが、自分の住んでいる地域や目的地に対応しているか確認しましょう。また、目的地に到着した後の対応や待機についても確認しておくと安心です。

５．運転手の技量

利用する前に見極めるのは難しいですが、介護タクシーの運転手には、介護の基本的な知識や、ケアに関する資格が求められます。運転手がどれくらいの経験を持っているかや、介護に関する研修を受けているか確認すると安心です。

１．予約

介護タクシーは一般のタクシーと異なり、事前に予約が必要です。予約方法は、電話、インターネットで直接申し込むことができます。

・予約の際に必要な情報：
　・利用者の名前
　・乗車する日時
　・乗車場所と目的地（病院、施設、家庭など）
　・介護の程度（車椅子利用、歩行補助など）
　・介護スタッフが同行する場合、その情報
　・介護タクシーの利用を希望する理由（例：病
　　院への通院、施設への移動など）　　　　

２．料金の確認

介護タクシーは通常のタクシーよりも料金が高めになることがあります。予約時に料金を確認し、支払い方法（現金、カードなど）も確認しておくと安心です。

３．乗車準備

介護タクシーは通常のタクシーよりも料金が高めになることがあります。予約時に料金を確認し、支払い方法（現金、カードなど）も確認しておくと安心です。

・乗車の際には、ドライバーがサポートしてくれることが一般的で　場合によっては、介護スタッフが一緒に同乗することもあります。

４．乗車

介護タクシーに乗車したら、ドライバーや介護スタッフが安全に移動できるようサポートしてくれます。車内では、乗りやすいようにシートベルトや固定具が使われることもあります。

５．移動

目的地まで移動します。途中で休憩が必要な場合は、ドライバーや介護スタッフに申し出ると、適切に対応してくれることが多いです。

６．降車

目的地まで移動します。途中で休憩が必要な場合は、ドライバーや介護スタッフに申し出ると、適切に対応してくれることが多いです。

７．支払い

目的地に到着後、運賃を支払います。事前に確認した料金に従って支払います。

８．事後対応

もし問題があった場合や追加の手配が必要な場合は、サービス提供会社に連絡することができます。例えば、次回の予約や特別な要望についての相談などです。

１．タクシーの運賃

一般タクシーと同じで走った距離・時間に応じて発生する料金です。国土交通省地方運輸局に申請して認可を受ける法令で定められた料金になるので、認可されていない運賃での運行や割引・割増は禁止されています。
時間や距離が長くなるとその分高くなる、介護タクシー利用料の中で交通状況などに応じて変動する料金になります。

２．介助料

一般的な介助料金は乗降と運行中におこなう介助です。基本介助料という名前で設定している介護タクシーが多いです。
その他、室内でベッドから車いす、ストレッチャーへの移乗介助や階段介助、食事やトイレ介助など、介助レベルの高いものを特殊介助料と呼ぶこともあります。
介助料はお客様に必要なサポートの内容で決まる料金になります。

３．車いすや寝台などの
　　介護機器レンタル料金

移送に使用する車いすやリクライニング車いす、ストレッチャーなどの使用料です。高価なものだと数十万円する機材もあり、使用後の消毒や洗浄など私たちが思っている以上にコストと時間が必要な作業があるので、使用する機材によって料金が大きく異なります。
また「ストレッチャー介助料」など使う機材によって介助料がプラスになる場合があります。